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少女と青春

お久しぶりです雪待です。
早速であれですが一つ自分的大ニュースが……。


わたしの生徒が無事高校合格しました……!!!!


いやあ嬉しい。めっちゃ嬉しい。超嬉しいごっさ嬉しい。
長きにわたるお付き合いもこれでお仕舞いかと思うとちょっと寂しいですが
それを遥かに上回る嬉しさの嵐です。
ああ、安心した。凄く。


と、嬉々ラッシュはここらへんまでにして、タイトルですが。
その生徒に国語を教えている時に、
「青春とはその只中に居る時は自覚できない。
 青春とは、それが崩れ去った瞬間に初めて、あああれは青春だったと
 自覚をするものなのだ」
って文章があったのです。それを読んで、わたしはしみじみと、そう云う
ものだよなあと意味を噛み締めながら丁度青春の只中に居るであろう、
隣に座る少女の横顔をながめたものです。


思えばわたしにも似たような瞬間がありました。
ただそれは、青春に対しての感慨ではなく、少女と云うものに対してでしたが。
高校を卒業して、セーラー服と云うものを着る正当な資格を剥奪されて
暫くして、そうですね、大体二年半ほど過ぎた頃かもしれません。
わたしは二十歳でした。成人式も終えていました。


何があったと云う訳でもありません。
ただ、何のきっかけもなく、
「ああ、わたしはもう少女じゃなくなったんだ」
と思う瞬間がふと、訪れたのです。それは酷くさびしいような、恋しいような
不思議な感覚で、ふらふらとまるで影のように不安になったのを今でも
はっきりと覚えています。


それまで、その自覚をふと思いついてしまうまで、わたしは確かに少女と
云ういきものだったのです。けれど、それはあの瞬間に破れさって、
まるでシャボン玉の薄膜かなにかのように崩れ落ちてしまった。


その途端にわたしは少女でなくなった。
けれど同時に、何者でもなくなってしまった、と痛切に感じました。
女性ではなかったし、男性でもなかったわたしは結局何者にもなれないまま
今もまだ、ここにいます。少女のぬけがらを背に引き摺ったまま。


ジェンダーやセクシュアルな問題は難しいです。
けれどそれは狂気と近い吸引力でわたしを惹き付ける。


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【2006/02/19 22:49】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
あたしはまだ自分が少女だと信じてるv-238
青春なんて「思い込み」でどうにでもなるのさv-91と強気になってみたり…
だってそうでもしないと自分がどんどん老いていくのがわかるから。
【2006/02/26 01:04】 URL | 秘境の住人 #-[ 編集]
>秘境の住人さん
わたしも半ば己が少女であることを疑っていない部分があったりですわ。
心は常に10代で……!(笑)
いやでもマジメな話、わたしは自分が最近色々と変容して
きたことは自覚しているけれど、大人になったとか
女性になったとかは余り思わないです。
何だろう、どこまで変容したところで自分は自分なのだと
自覚できるようになってきた、のかな。
……だんだん少女と話が関係なくなって来ましたね(笑)
【2006/03/07 21:45】 URL | 雪待ルリヤ #olM0WT0M[ 編集]
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